長さも、眺めも、日本一。坂本ケーブルで比叡山へ。

坂本ケーブル

比叡山鉄道

安全報告書

利用者はじめ地元の皆様へ

安全報告書(2018)

当社の鉄道事業に対して、日頃のご利用とご理解、誠に有難うございます。
当社は、経営理念の第一に安全の確保を掲げ、法令の遵守とともに安全輸送に努めております。

本報告書は、鉄道事業法に基づき、輸送の安全確保のための取組みや安全の実態について、自ら振り返るとともに広くご理解いただくために公表するものです。今後ともお客様並びに地域の皆様に「安全で安心なケーブルカー」として信頼される公共交通機関を目指してまいります。

比叡山鉄道株式会社 取締役社長 稲田 邦実

安全基本方針

安全管理規程に『輸送の安全を確保するための基本的な方針』を定め、社長以下全従業員に対し周知を図り、「安全輸送の確保・絶対無事故」に取り組みます。

  • 安全最優先の原則の下、常に輸送の安全確保に努め安全適切な処置をとります。
  • 輸送の安全に関する法令および関連する規定類を遵守し厳正忠実に職務を遂行します。
  • 安全管理体制を厳正に運用すると共に、継続的な改善を図ります。

安全目標

安全基本方針のもと、従業員の安全意識を高める内容に変更いたしました。

  • 安全意識を常にたかく持ち、決められた手順をしっかり守ります。
  • 日々の業務のなかでコミュニケーションを積極的に行い、安全第一の企業風土を築きます。

事故等の発生状況

鉄道運転事故

2017年度は、列車事故・人身障害事故とも発生しておりません。

輸送障害(30分以上の遅延や運休)

2017年10月23日~25日の間、台風21号の影響により運休しました。

インシデント(事故の兆候)

2017年度、国土交通省へのインシデント報告はありませんでした。

行政指導等

2017年度、国土交通省から指導はありませんでした。

輸送の安全確保のための取組み

安全施策

安全の維持・向上のため、毎年、軌道施設・車両等に修繕費を充当しています。特に軌道施設では、平成22年下期以降の10年に亘る整備計画を策定しました。軌道総点検の判定を基に優先順位をつけ、2・5・10年以内の三段階による工事を進めています。2017年度として、レール改修・まくら木交換を行いました。
経年による設備改修としては、原動設備の軸受改修・車両の車輪交換・電気設備の一部更新を行いました。
安全対策としては、登録有形文化財に指定されております坂本駅舎の耐震工事が完了しました。

また現在、山上の延暦寺駅におきましては、車いすご利用のお客様対応として降車後のホーム階段とは別途の、スロープ道造設工事を行っており、秋頃完成の予定です。これにつきましては次年度の安全報告書におきまして詳細をご報告させていただきます。

山麓の坂本駅では、すでにホーム階段が一部スロープ化されております。

坂本駅スロープ

安全教育訓練

当社では、年間5回以上の「車掌業務訓練」と、年間2回以上の「輸送障害想定訓練」を実施しています。緊急時、即座に対応できるように社員が一丸となって、訓練に励んでいます。また、「新任職務教習」は必要に応じて行います。
今後も、事故防止と不測の災害等に備えるため、年間教育訓練計画に基づき、鋭意訓練を行ってまいります。

実設訓練

自動ブレーキ緩解訓練・運転故障想定訓練・火災想定訓練

地域への協力活動

近隣の学校からの要請により、社会学習の一環として当社設備の見学会を毎年行っています。生徒たちは、日本最長のケーブルカーと日本最大の琵琶湖の組み合わせに、興味を新たにしています。

地域への協力

サービス向上のための取組み

前面のガラス窓を開閉式に

平成5年のリニューアルで斬新なデザインの車両が導入されましたが、前面のガラス窓が固定式で通風がなく、夏場は車内の温度が上昇していました。このため窓を開閉式にした結果、涼しい外気が流れ込みご好評を頂いています。

「冷えたおしぼり」を配布

ケーブル坂本駅では、夏季の一部期間中に「冷えたおしぼり」を配布し大変ご好評を頂いています。

「インバウンド」対応

ケーブル坂本駅では簡易翻訳機を設置し、インバウンドのお客様対応に活用しております。

当社の安全管理体制

社長をトップとする安全管理体制を構築し、各責任者の責務を明確にしています。

役職 役割
社長 輸送の安全の確保に関する最終的な責任を負う。
取締役運輸統括
(安全統括管理者)
輸送の安全の確保に関する業務を統括管理する。
運輸部長
(運転管理者)
安全統括管理者の指揮の下、列車の運行、乗務員等の資質の保持その他運転に関する業務を管理する。
運輸課長
(乗務員指導管理者)
運転管理者の指揮の下、乗務員等の資質の保持に関する事項を管理する。
車両課長
(車両管理者)
安全統括管理者の指揮の下、車両に関する事項を統括する。
施設課長
(施設管理者)
安全統括管理者の指揮の下、施設に関する事項を統括する。

ご連絡先

安全報告書へのご感想、当社の安全への取組みに対するご意見を、お寄せ下さい。

比叡山鉄道株式会社 
TEL:077-578-0531(月~金 8:30~17:00)

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